中川龍太郎が監督を務めた新作映画『MY (K)NIGHT』が、12月1日(金)より全国公開されます。
物語の舞台は横浜。ある夜、三組の孤独な男女に訪れた、たった一晩の小さな冒険を描く完全オリジナルストーリーの映画です。
プロのデートセラピストとして一夜限りの恋人を癒していく刹那(せつな)役を川村壱馬 、イチヤ役をRIKU 、刻(とき)役を吉野北人 が演じ、その刹那、イチヤ、刻が癒していく一夜限りの恋人役を、安達祐実 、穂志もえか 、夏子 が演じます。
そして、灯の母親・佳津子役を坂井真紀 、刹那、イチヤ、刻がデートセラピストとして働く「MY KNIGHT」のオーナー・弘毅役を村上淳 が演じ、脇をしっかりと固めます。
【中川龍太郎コメント】
こんなにも「癒し」が必要な時代なのに、こんなにも「孤独」な時代になってしまった。 この物語の主人公は、夜の街を生きる出張ホストの3人。 彼らは人を癒し、救うことによって、癒やされ、救われる。 そんな一期一会の出会いと別れを繰り返すデートセラピスト達の生き方が、今を生きる自分たちのヒントにならないだろうか。そんな想いが、この企画の原点でした。 たった一晩の、朝日が昇るまでの群像劇を楽しんでもらえましたら幸いです。
【STORY】
夫の浮気を知り、満たされない心を埋めようとする主婦。 余命わずかな母親に婚約者を紹介したい高校教師。 映える写真を撮り続けるフォロワー7万人のインスタグラマー。 それぞれに悩みや思いを抱え、“救い”を求めている3人の女性たち。 彼女らが頼ったのは、女性を癒やし、世界を救う[MY KNIGHT]の“デートセラピスト”=一夜かぎりの恋人たち――。 夜の横浜を舞台に、3組の男女の誰も知らない物語が始まる。
【INTRODUCTION】
デートセラピスト――刹那、イチヤ、刻を演じるのは、川村壱馬、RIKU、吉野北人。 THE RAMPAGE from EXILE TRIBEのボーカルとして多くのファンを魅了する3人がトリプル主演を務め、夜の世界に生き、それぞれもまた心に傷やわだかまりを抱えたワケありの男たちを繊細に演じ、見事なアンサンブルを見せる。 さらに主題歌「片隅」も3人が担当。切ないメロディと歌詞が物語を彩る。
そして、それぞれの事情からデートセラピストに“救い”を求める女性たちを演じるのは、安達祐実、夏子、穂志もえか。さらに坂井真紀、村上淳ら演技派が静かな名演で脇を固める。物語の舞台となる夜の横浜伊勢佐木町の、雑多ながら美しい風景も、本作の主役のひとつとなっている。
監督・脚本を務めたのは『四月の永い夢』(2017)がモスクワ国際映画祭、国際映画批評家連盟賞・ロシア映画批評家連盟特別表彰を受賞した中川龍太郎。『わたしは光をにぎっている』(2019)ではモスクワ国際映画祭に特別招待。『静かな雨』(2020)が東京フィルメックスにて観客賞受賞。繊細な心理描写と俳優のナチュラルな演技を引き出す手腕に定評のある気鋭のシネアストが、切なくも儚い人間ドラマを美しい映像で表現する。
2023/日本/5.1ch/シネスコ/91分
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/my-knight/
VIDEO
また、公開に先立ちまして、10月12日(木)にパシフィコ横浜にて『MY (K)NIGHT マイ・ナイト』先行特別上映&プレミアムイベントが実施されました。
主演を務めた川村壱馬、RIKU、吉野北人とともに、中川龍太郎もトークショーに登壇しました。
イベントの様子については、公式レポートをご覧ください。https://movies.shochiku.co.jp/my-knight/news/231012report/
また、本作が第36回東京国際映画祭 ガラ・セレクション部門に正式招待されました。 主演の川村壱馬、RIKU、吉野北人がオープニングイベントのレッドカーペットに登場し、作品は10月27日(金)にヒューリックホール東京にて上映されました。