映画『浮かぶ』トークショーに登壇決定!
吉田奈津美監督作『浮かぶ』のトークショーに中川龍太郎が登壇します。
監督の吉田奈津美さん・キャストの諏訪珠理さんとの3人でのトークショーを是非お楽しみください。
【日時】
2023年6月17日(土)
19:30〜21:00
【場所】
ポレポレ東中野
〒164-0003 東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル地下
【購入ページ】
https://pole2.co.jp/coming/6476aeefc3886d3c3213ed83
オンラインは上映日前日のAM0:00~、劇場窓口は上映日前日のAM9:40~販売開始となります。
【作品紹介】
『浮かぶ』
あの子にとって「見られること」は何を意味するのだろうか?
INTRODUCTION
実在する町を舞台にほぼオールロケで撮影した作品。
その土地の持つ魅力を甘美な映像で捉えながら、主演の三人をまるでその町で実際に生活する十代かのように映し出し、自分の思いを口に出せず孤独にもがく不器用な年頃の複雑な心情を細やかに表現。
最低限まで削られたセリフがその繊細な心の機微を際立たせている。
またその一方で、視線を受ける側と送る側の相互理解の難しさに切り込んだ内容は、その先にあるかすかな希望を映し出し、現代社会において視線を受ける人々に対する周囲の見方が本当に正しいものであるのか、これまでになかった切り口から世の中へ問いかけている。
キャストには主演に田中なつ(松居大悟監督『アイスと雨音』)、妹役に芋生悠(外山文治監督『ソワレ』首藤凛監督『ひらいて』)、二人の幼馴染役に諏訪珠理(工藤梨穂監督)『裸足で鳴らしてみせろ』など、新進気鋭の若手俳優たちが揃う。
監督は初監督作『ひとひら』で、The 5th Asia University Film Festival 審査員特別賞受賞、そのほか多数映画祭受賞の実績を残した吉田奈津美。神秘的な林と、閉塞的な田舎の町で生きる二人の姉妹、そして二人を見守る少年。それぞれが抱えている葛藤や苦しみを、丁寧に見つめる眼差しはスクリーンへと反映され、観客を魅了している。
STORY
かつて、木々が鬱蒼と生茂る大きな森に囲まれていた町。 そこには古くから伝わる天狗の神隠し伝説があった。 主人公の結衣は、町に残る最後の林が伐採されることをきっかけに、 十一年前、神聖な森だったその林で年子の妹である佳世が神隠しにあっていたことを思い出す。 「あの日、佳世の隣には私もいたのに、自分は選んでもらえなかった」風に揺れる木々に誘われるかの様に、伐採前の林へと足を踏み入れていく結衣。 一方姉妹と幼馴染みの進は、そんな結衣の行動に苛立ちを見せるのだった。
スタッフ